世界観光機関(UNWTO)の報告によれば、世界の国際観光客数は、2005年に約8億人で
あったものが、2020年には約2倍の凡そ16億人の規模に拡大すると見込まれ、観光産業は、
今や、国際的にも21世紀のリーディング産業の一つに成長することが期待されております。更に、国の基本政策として、また、国際間の相互理解の増進、地域の活性化の鍵として、観光の重要性は著しく高まってきております。
当財団は、国際観光の振興により各国間の相互理解を深め、友好と信頼を高めることで世界
平和へ貢献することを目的とした世界観光機関(UNWTO)の理念に共鳴し、UNWTOアジア太平洋センターが関西の地に開設されたのを機に、その活動をサポートする目的で、1995年(平成7年)に設立されました。
以来、国・地方自治体・経済界を始めとする各界各層のご支援を得て、アジア太平洋地域の観光交流の促進と我が国の観光振興、併せて地元関西の豊かな観光資源のPRなど、各種事業を実施して参りました。近年、観光庁の主要施策の一つであるMICE推進の機運も高まる中、観光が国際社会の発展を支援する役割や、当財団が世界観光機関(UNWTO)の事業を支援する重要性はますます増大しております。
当財団といたしましては、アジアにおける日本の役割が国際社会から強く期待されていることも踏まえ、これまでの15年以上に亘る経験を活かし、観光を軸とした国際交流と地域の活性化に向け、事業の強化を図るべく更なる努力をして参りますので、引き続き関係各位の格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。